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著者 :中村輝雄
出版社:セブン&アイ出版
出版日:2016年8月
「下町」、「中小企業」、「おじいちゃん」。
この3つの単語がそろっただけで、なぜかつい応援したくなりませんか?
「おじいちゃんのノート」は浅草生まれの「下町」の「中小企業」(印刷業)の73歳の「おじいちゃん」が、80歳の「おじいちゃん」と一緒に「水平開きノート®」を開発し、世間に注目されるまでを「おじいちゃん」本人の視点で書いた本です。
この本の特徴は、字が大きく、ルビも多くふられているので、子供にも「おじいちゃん(おばあちゃん)」にも読みやすいこと、そして「おじいちゃん」たちが開発したノートが実際についてくることです。「おじいちゃんのノート」と、家にあるノートを比べながら、「おじいちゃん」たちのがんばりに思いをはせてみてください。
さて、73歳の「おじいちゃん」である著者 中村輝雄さんは、経営が難しくなっていた会社を、ノートの特許を取ったことで立て直しますが、特許取得の過程や大企業との業務提携については、さらりと触れられているだけです。読んでいて、そのあたりのご苦労ももっと詳しく知りたいなと思いました。いつかIPマネジメントレビューで取り上げてもらえたらと期待しています。