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第47回キャリアアップ研修(再生時間:93分31秒)
研修委員からのコメント
普段、何気なく食べている野菜・くだものは、正しく生産されたものなのでしょうか? 少し前にカーリング女子のモグモグタイムで食べられていた苺は実は。。
種苗の海外流出を防ぐため、令和2年に改正された種苗法の説明はもとより、国際的な観点「食の安全保障」に関わる部分まで、技能士が理解しやすい表現で講義が頂けます。
例えば、今までは育成者権があっても行使とても難しいものでしたが改正により、
育成者権の行使が容易になり(特性表による推定の導入)、
育成者権の効力が強化される(自家増殖の規定の削除、育成者権の消尽の限定)ようになることなど。。
これから私達技能士は、農業と知財をどのように組み合わせ世界とビジネスを行っていけば良いか、<今でなく、未来志向での道しるべ>としての90分、是非ご受講していただければと思います。
知的財産管理技能士会 研修委員
研修概要
『新品種の海外流出と種苗法改正』
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| 収録日 | 2021年9月24日 | |
| 研修のねらい |
農業者が収穫物の一部を次の作付けに用いることを「自家増殖」といいます。この自家増殖の要許諾化を含む令和2年の種苗法改正は、農業者や研究者にとどまらず多くの著名人がコメントを発し、長きにわたる議論を巻き起こしました。 しかし、そのコメントの多くが、他人の見解を鵜吞みにするものであり、事実や自らの視点に基づくものではありませんでした。知財の視点からのコメントもほとんどありませんでした。 近時、年6.4%以上の成長率が予想される種子市場をはじめ、世界的にアグリビジネスが注目されています。 本研修では、令和2年の種苗法改正および関連するトピックスの解説を通じて、アグリビジネスや農水知財について、国際的な潮流と世論に惑わされない視点を知財技能士の皆様に身に着けていただくことをねらいとします。 |
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| 研修内容 |
種苗法の簡単な解説から始めますので、種苗法について全く知らなくても興味を持って聴いていただけると思います。 そのうえで、令和2年の種苗法改正について、新品種の海外流出という観点から解説します。 さらに、種子や農業をめぐる、各国の現状、世論の国際動向、知財戦略、世界市場、政策の国際動向を紹介しながら、おもに自家増殖の要許諾化について、知財戦略・競争政策の視点から検証します。アグリビジネスや農水知財のダイナミックな潮流を感じていただけると思います。 |
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| プログラム |
1.種苗法の基礎知識 2.令和2年種苗法改正の概要 3.知財戦略・競争政策の視点から |
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講師
浅野 卓 氏(あさの たかし)
アグリ創研株式会社 代表取締役社長
浅野国際特許事務所 国際知的財産戦略研究所副所長
【略歴】
■早稲田大学法学部卒業(2002年)、東京理科大学大学院 専門職学位課程修了(知的財産戦略、2010年)、早稲田大学大学院 修士課程修了(知的財産権法、2013年)
■農林水産省 国立研究開発法人審議会 専門委員(2017年~現在)
■特許庁 地域団体商標普及啓発事業 外部委員・座長(2019~2021年)
■東京都立大学 大学院非常勤講師(知的財産権特論、2019年~現在)
【著書・論文】
■[分担執筆]木棚照一編『実践 知的財産法』(法律文化社、2017年)
■[単著]『ビジュアル 知的財産マネジメント』(DTP出版社、2012年)
■[監修・共著]特許庁編『地域団体商標ガイドブック 地域ブランド10の成功物語』(特許庁、2020年)
■[共著]『農林水産省 主要輸出国の知財制度等実態調査委託事業 報告書:地理的表示』(2020年)
■[共著]JA全中編『JAグループ 地理的表示保護制度 活用マニュアル』(全国農業協同組合中央会、2015年)
■農水分野の知財戦略・ブランド戦略・事業モデルに関する、論文・実務解説、キー局TV・新聞掲載や、講演多数。
研修動画概要
【動画視聴】配信概要
| 配信日時 | 2021年10月15日~ 2025年10月31日 |
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| 受講資格 | 知的財産管理技能士会の会員 |
| 視聴方法 |
各動画に動画視聴パスワードを入力して視聴 |
| 動画視聴 パスワード |
動画視聴パスワードは会員専用マイページに掲載しています。 ハンドアウトの閲覧の際のパスワードも、動画視聴パスワードと同じです。 動画視聴パスワードは配信期間中に更新される場合があります。最新のパスワードはマイページにてご確認ください。 |
| 受講料 | 無料 |
| 配信方法 | Vimeo(ヴィメオ)による動画配信 |
お問い合わせ先
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研修に関するお問い合わせは、下記のフォームをご利用ください。 |










